中央労働福祉協会は企業の発展と社員が共に育つ環境作りのベストパートナーを目指します

　労働保険事務組合の業務

労働保険とは？

労災保険（労働者災害補償保険法）と雇用保険（雇用保険法）を合わせて一つの保険関係として
取り扱う保険を労働保険といいます。
労働者を1人でも雇っている事業主は、労働者が希望すると否とに関わらず労働保険（労災保険・雇用保険）
に加入しなければならないことになっています。

労働保険事務組合とは？

労働保険の事務処理について国（厚生労働大臣）の認可を受けた、中小企業主の団体であり、
事業主に代わって労働保険料の計算や申告納付、関係官庁への書類の提出など労働保険に関する
事務処理一切の手続きを事業主に代わって行う国の認可団体です。
また、事務組合に委託した場合には様々なメリットが認められています。

事務組合制度を利用するメリット

　　　　◆◆　手続きの時間や労力が減らせます

　　　　　事務処理の一切を事業主に代わって行いますので、事業主や会社の煩わしい事務の手間が省け、
　　　　　その分本来の業務に専念できます。

　　　　◆◆　個人事業主や社長さんも労働保険に『特別加入』できます。

　　　　　労働保険事務組合に委託すると、個人事業主や家族従事者・社長さん・法人の役員も
　　　　　労災保険に『特別加入』できます。ご自分が対象外とあきらめている方に朗報です。

　　　　◆◆　労働保険の金額に関わらず、年3回に分けて納付できます。

　　　　　労働保険の概算保険料は40万円以上でなければ分割納付できないことになっていますが、
　　　　　労働保険事務組合に委託することにより、金額の多寡に関わらず分割納付することができます。

委託できる業務

　　　　　金融・保険・不動産・小売業　・・・　労働者の人数が常時1人以上50人以下
　　　　　卸売・サービス業　　　　　　・・・　労働者の人数が常時1人以上100人以下
　　　　　その他の事業　　　　　　　　・・・　労働者の人数が常時1人以上300人以下